一人暮らしの孤独感が原因でゴミ屋敷に!
ゴミ屋敷を作り出す原因の1つは「一人暮らしの孤独や寂しさ」です。
ゴミ屋敷の住人が家族と一緒に住んでいてゴミを集めているという場面は見かけないでしょう。ニュースでゴミ屋敷の住人を見ると大半の方が、年配者であり独り身だということがわかると思います。
そういう方は、パートナーとの死別や離婚、両親の他界などにより突然孤独になり、それにより強いストレスから不安定な精神状態になっている場合があります。その結果、ゴミを集めてしまい、ゴミに囲まれていることで安心するという状態になっているのです。
また、ゴミを集めて周囲からの関心を集めて寂しさを紛らわせているなどの状態の方もいます。
ゴミ屋敷には「セルフネグレクト」の問題も関わっていると言われています。
セルフネグレクトとは、自分自身に無関心・無頓着になり、周囲に対しても援助を求めない状態のことです。
孤独や寂しさ、セルフネグレクトが原因でゴミ屋敷になっている場合は、ご近所の方がなるべく声を掛けるということが重要となります。
人と関わりを持つ事で、身だしなみなどに関心を持つようになり、また家に人を招き入れる機会が増えると片付けるということを意識することになるでしょう。