ゴミ屋敷で発生する問題とは? その3
2017年8月27日6:00 AM カテゴリー:役立ち情報ブログ
近年、ゴミ屋敷に関する問題は多くのメディアで取り上げられており、一種の社会問題となっています。元々ゴミ屋敷というものは存在していましたが、地域社会というコミュニティの希薄化や核家族化といった、社会や家族のありようが変化する中で顕在化してきたと言えます。
前回に引き続き、今回もゴミ屋敷で発生する問題についてお話ししようと思います。
・風景や景観の悪化
ごみが溜まった状態になっていると衛生面上の問題が出てくるうえ、視覚的にも不快感を与えてしまいます。そのため、風景や景観の悪化という問題が発生します。家というのは単一のものではなく、街を構成する要素であるので、景観の悪化というのは地域としても頭を抱える問題になります。
・病害虫や悪臭の発生源になる
ゴミ屋敷でも特に問題視されるのが、この「病害虫や悪臭の発生源になる」というものです。
ゴミ屋敷は衛生状態が良くないために、ゴキブリやハエ、ウジ、ダニといった病害虫を発生させます。これらの虫はゴミの中に卵を産み付けるため、ゴミ屋敷そのものを綺麗にしない限り解決しません。
また、ゴミの中には当然生ごみもあるので、悪臭の発生源になります。同じ環境で生活していると慣れてしまうので、住んでいる本人は悪臭に気づかないことが多いです。そのため、周辺住民に一方的に不快な思いをさせる可能性があります。
3回にわたってゴミ屋敷で発生する問題についてお話ししましたが、いかがでしたか?
これらの問題を踏まえると、やはりゴミ屋敷は早急に対応すべき問題なのです。
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