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ごみ屋敷は病気のサイン!? ~うつ病・セルフネグレクト~

ごみ屋敷になってしまうのは、決して「さぼり」、「怠け者」ということが原因ではなく、病気であるということで、前回は強迫性貯蔵症についてお話さしていただきました。

そして、今回は第二弾として、主に、日々の生活の環境からのストレスによって生じた病気について紹介していきたいと思います

 

 私たちは、日々社会のストレスを感じることは多いでしょう。それから脳の障害をきたすことがあり、これらは私たちすべてに起こりうる病気であります。

 

一つ目は、現代の社会問題の自殺の主な原因ともなっているうつ病です。これは、軽症から重症まで症状の重さはさまざまであるが、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、食欲低下、不眠などで 日常生活に支障をきたしてしまう精神疾患であります。

 

二つ目は、若者の世代に多く見受けられるセルフネグレクト(自己放任)です。成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと。

 

必要な食事をとらず、医療を拒否し、不衛生な環境で生活を続け、家族や周囲から孤立し、孤独死に至る場合がある。

 

これらは病気であって、ごみ屋敷の解決をその個人の意思でどうこうなるものではないということであります。解決には専門の人の力も必要であると思います。