高齢者のゴミ屋敷化はなぜ起こるのか|大阪の不要品回収業者ダストレ
2018年2月4日6:00 AM カテゴリー:役立ち情報ブログ
「近くの高齢者の住宅がゴミ屋敷になっている。」
「自分の祖父母の家のゴミが増えている。」
このように思われたことのある方はいませんか。
近年、日本は高齢化社会であるため、高齢者の数は多くなっています。
実際、日本では人口の約3割が、65歳以上の高齢者であるという結果が出ています。
そんな中、高齢者が抱える問題の一つに、ごみの問題があります。
ゴミをため込んでしまって業者に連絡する高齢者の数が増えています。
今回は、なぜ高齢者の住宅に、ゴミがたまることが多いのかについて、その理由をご説明したいと思います。
●体力の衰えによる原因
高齢者は体力が低下します。昔は可能であったことができなくなるのは仕方がありません。
ゴミを捨てる行為にしても、立つ、歩く、ゴミ箱に捨てる、という行為をしなければなりません。
体力が低下した高齢者にとって、その行為すら難しい方もいるでしょう。
人が生きるためにはゴミを出すことは当たり前です。
しかし、出したゴミを片付ける体力がなければ、どんどん溜まる一方になります。
昔できたごく当たり前のことが、今はできないことを実感し、やる気を失ってしまう高齢者も増えています。
●認知症による原因
認知症は、高齢になるにつれて、発症してしまう確率が高い症状です。
認知症によってゴミの分別の仕方がわからなくなる可能性や、ゴミを捨てる行為自体ができなくなってしまう可能性があります。
自分の親がゴミを散らかしたり、ため込んだりすることを不審に思って、認知症の発見につながることもあります。
●骨折やけがによる原因
高齢者の体はどんどん弱くなってしまいます。
少し転んでしまった場合でも、骨折やけがをすることで、思うように動けなくなる場合も多いです。
たとえゴミを処分したいという気持ちはあっても、体が動かないという原因で、ゴミを放置せざるを得ない高齢者もいます。
●家族との別れによる原因
夫と妻の二人の高齢者が一緒に暮らしていて、片方がしっかりとゴミの管理を行っているとしましょう。
その人が亡くなってしまうと、残された方がごみの片づけをしないといけません。
しかし、いきなり与えられた仕事ができずに、ゴミをため込んでしまうケースがあります。
また、何らかの理由で家族と離れてしまったショックから、ゴミを片付けるやる気を失う高齢者もいます。
●最後に
今回は、高齢者が抱えるゴミの問題の原因についてご紹介しました。
体力の衰えや、けがによって自由に動くことができない場合が原因であれば、認知症や家族との別れによって生じる精神的な病が原因であることが多いです。
いずれの場合でも、高齢者によるゴミ屋敷を増やさないためにも、その家族や近所の住民、地域での協力が必要でしょう。
また大阪で、家族のゴミ問題の相談や、ご質問があれば、ぜひ当社にご相談ください。
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