高齢者のゴミ屋敷問題って?大阪の業者が原因と解決策を紹介!
2020年6月8日6:00 AM カテゴリー:役立ち情報ブログ
最近、高齢者の住宅がゴミ屋敷化することが増えているというニュースが多いのをご存知ですか。
実は高齢者とゴミ屋敷には深い関係があるのです。
そこで今回は、高齢者の家がゴミ屋敷になることについてその原因と解決方法を紹介します。
□高齢者の家がゴミ屋敷化する理由
なぜ高齢者の家がゴミ屋敷化してしまうのでしょうか。
実はこれには、いくつか理由があります。
*セルフネグレクト
老人でゴミ屋敷を作ってしまう方に多いのは、セルフネグレクトに陥ってしまっているというケースです。
これは精神病の一つで、自分自身に対して極端に関心がなくなってしまうという病です。
仕事を辞めて、これまでに培ってきた自分の生き方が全く変わってしまうと、人と接する機会が少なくなってしまいますよね。
そうすると、他人に対しても自分に対しても興味を持つことが少なくなってしまうのです。
例えば、食事をとったり、清潔さを保ったりするといった人間の基本的な行動に対しても興味を示さなくなります。
自分の居住スペースにさえ関心がなくなるため、ゴミ屋敷化が加速してしまいます。
*溜め込み症
皆さんは、なかなかものを捨てたり処分できなかったりして、困っている高齢者の方に出会ったことはありませんか。
高齢者の家がゴミ屋敷化してしまう原因として考えられる主な原因の2つ目は、「溜め込み症」によるものです。
認知症やセルフネグレクトといったの精神病にかかっていなくても、溜め込み症になっていると、家の中に不要なものが溢れてしまいます。
ものがあふれることの原因は、買いすぎたり、集めすぎたり、捨てられなかったりと様々ですが、「勿体無い」の精神からなかなかものを処分できない高齢者は大勢います。
□高齢者のゴミ屋敷問題の解決策は?
高齢者のゴミ屋敷問題は、忙しくて片付ける時間がないという環境的な問題ではなく、精神的な問題であることが多いです。
そのため、ただ単に業者に依頼して清掃してもらっただけでは根本的な解決にはなりません。
どうしても病が治らない場合は、精神科などの病院に診てもらうと良いでしょう。
ここで大切なのは高齢者の方に寄り添う気持ちです。
自分の親戚だけでなく、身寄りのない近所の高齢者にも関心をもって寄り添ってあげましょう。
□まとめ
今回は、高齢者の方の家がゴミ屋敷化する問題について解説しました。
少子高齢化が進行していく中で、高齢者の家のゴミ屋敷化問題は深刻な社会問題になり得ます。
ご自身の周りに、家が汚くなり始めている高齢者の方がおられましたら、是非この記事を参考にしてみてください。
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