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ゴミ屋敷を放置すると強制退去させられてしまうかも!

「この汚部屋そろそろ片付けた方がいいかな」
「自分の手でゴミ屋敷を片付けるのは面倒、というより無理」
ゴミ屋敷に住んでいると、思うこと思わないこといろいろあるのではないでしょうか。
おそらく、中でも強制退去はゴミ屋敷を放置することで起こり得る最大の危険です。
この記事では、ゴミ屋敷と強制退去についてお話します。

□強制退去させられることはある?

結果的に退去せざるを得なくなることはあります。
ただ、ゴミ屋敷であることを知られた瞬間に退去させられるということはありません。

まず、ゴミ屋敷であることが管理人や行政に知られます。
その後、直接もしくは電話でゴミを片付けるように注意されます。
それでも片付けなかった場合、訴訟を起こされ、裁判所から退去を言い渡されます。
これが強制退去までの大まかな流れです。

ただし注意を受けても、絶対にゴミ屋敷をそのままにして逃げてはいけません。
なぜなら、賃貸の場合、部屋を返す際には原状復帰がきまりだからです。
部屋を片付けずに家を捨ててしまうと、清掃費や修理費、場合によっては損害賠償を請求されることもあります。
これが得策でないことは、説明しなくてもわかっていただけるでしょう。

□ゴミ屋敷はどこまで酷くなると注意される?

ゴミ屋敷や汚部屋といった言葉の明確な定義はありません。
しかし、物件の管理者や行政はゴミの多さの具合を見てなんとなく注意するというわけでもないのです。
ほとんどの場合は、特定の条件を満たしたときに注意をおこないます。
ここではよくある2つの条件をご紹介します。

1つは、近隣住民への迷惑が認められた場合です。
部屋の中が多少散らかっている程度なら問題ありませんが、公共スペースや道路など部屋の外までゴミが溢れていたり、悪臭がしたりという場合は注意の対象となるでしょう。
ゴミ屋敷に住み続けていると悪臭にさえ気づかなくなるかもしれませんが、クレームが入った時点でそれは近所迷惑と判断されてしまうので注意が必要です。