汚部屋に住み続けても大丈夫?病気にならない?
2021年3月2日6:00 AM カテゴリー:役立ち情報ブログ
汚部屋に住むことのメリットは何かと聞かれて、すぐに答えられる人は少ないでしょう。
しかし、汚部屋に住むことのデメリットは、ある程度想像できるのではないかと思います。
そこで、この記事では、ゴミ屋敷や汚部屋に住んでいるとどのような弊害が起こり得るのかをご紹介します。
□そもそも汚部屋とはどういう状態のこと?
汚部屋の明確な定義はありませんが、もはや自力では片付けられないほど物が散乱した部屋のことを一般的には汚部屋と呼びます。
このような部屋では当然、週に数回、隅々まで掃除というわけにはいきません。
その結果、カビが生えたり、虫が湧いたりと衛生状態の良くない部屋になっていくのです。
□汚部屋で生活し続けると何が起こる?
このような環境で生活していると起こり得る問題は、大きく2つに分けられます。
1つは体の問題、もう1つは心の問題です。
それぞれ見てみましょう。
物やゴミが多い部屋には、同時にたくさんの埃が舞っています。
埃にはアレルギーや呼吸器系の病気のもとになる物質が含まれており、常にそのような空気を吸っていると、やがて病気になってしまう可能性が高まります。
また食べカスや落ちた髪の毛などは、一部の虫や生き物にとっては栄養にさえなり得るため、害虫が湧くこともあるでしょう。
それだけではありません。
ゴミ屋敷になると、もはやどこに何があるのか、ひと目見ただけではわからなくなります。
そうすると、刃物や欠けたガラスなどが落ちていても気付きづらく、運悪く踏んで出血ということもあるはずです。
汚部屋では傷口から何かしらに感染するリスクも高くなるでしょう。
一方、心の問題とはなんでしょうか。
1つは、集中力の低下です。
周りに物が多いと、それだけ飛び込んでくる情報量も多くなり、目の前のことに集中しづらくなるのです。
他には、セルフネグレクトというものがあります。
これは、片付けができない自分に対する自己嫌悪が原因で起こります。
嫌気がさす程度なら問題ありませんが、自分は片付けのできないダメな人間だ、と毎日考えていると重度の自己嫌悪やうつ病に発展してしまうかもしれません。
□まとめ
みなさんの周りに、汚部屋で暮らしている人はいませんか。
本人はなんとも思っていなくても、病気になってしまっては手遅れです。
自力で片付けられれば問題ありませんが、どうしても無理だという場合は業者に依頼するのがよいでしょう。
この記事を読んで、ゴミ屋敷が危険なものだと思っていただければ幸いです。
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